Game Introduction:BGM
ゲーム中で使用されているBGMを一足先に公開!
アマガミでは懐かしさを感じる『クラシックモード』をご用意!
クラシカルな音源を懐かしく思うプレイヤーだけで無く、若い10代のプレイヤーには
「昔はこんな音でゲームを遊んでいたのか!」と味わっていただきたいモードです。
アマガミで音楽を担当していただいている岩垂先生から素敵なコメントをいただきました!
Q:クラシックモードBGMの話を最初にお聞きになった時、どう思われましたか?
↑クラシックモードの為に岩垂先生がご用意された作業環境です!!
A:池袋のとあるお店で、絵師高山さんから初めてクラッシックモードの相談を受けました。
「マジですか?」
「でもおもしろそうですよね」
「高山さん自らの要望じゃいたしかたない」
「やりましょう!!」
数年前に「もうさすがにこの手の仕事は来ないだろう」と機材の一式を捨ててしまったのを忘れてて、この仕事を引き受けてしまったからとにかく環境作りが大変でした。機材もない、ソフトも見当たらない、ケーブルやフロッピーディスクもない、などとないないづくしで・・・友人に電話し、ネットで探し回り・・・作業出来る環境を作り出すだけでも一苦労でした。しかもコンバーターもうまく機能しなかったため(僕の唯一残っていたPC98のハードディスクがこの作業前にとうとうお亡くなりになりました)、結局すべての曲をPC88に一から直接打ち込んで作りました。ソフトは、『MOONLIGHT C.M.I(田口“YAS”泰宏さん制作)』という、僕もメガドライブ開発時代から使っていたオリジナルソフトです。
Q:クラシックモードBGMを作成してみての感想を作成中に感じた事なども含めてお願い致します。
A:FM音源6声+PSG音源3声+PC88内蔵のドラムという音数の制限(ただFMを6声使うとバグることも発覚したので通常はFM5声で対応)の中、久しぶりにFM音源の音作りから始めましたが、思っていたよりもとても楽しい作業でした。少ない音数はよりメロディを引き立たせ、音色に頼る事の出来ない状態は、逆に個々の色彩を強めてくれます。びっくりしたのは、通常音源版と同じテンポにすると、どうにも耐えられないくらいに遅く感じる曲が出てきた事です。音色の差、そしてリバーブなどの空間の作りが出来ないクラッシックな環境と今とでは、気持ちいいテンポ感が違うんだなぁ、としみじみ思いました。「アマガミ」では、違う曲だと思われない為にもなるべく同じテンポに設定しているものが多いですが、楽曲によって変更しているものもあります。是非、両方を聞き比べて欲しいです。
Q:ユーザーの方へメッセージをお願い致します。
A:FM音源のソフトシンセ等も今は多数出ていますが、わざわざPC8801を使った事へのこだわり(やはり音が違います)、PSG音源のむき出しのような音色、3点しかない音の定位などなど、音を聞いた瞬間に20年前にいきなりタイムスリップしますが、美しい絵とともに聞くときっと新鮮に聞こえてくるでしょう。このゲーム、2種類の音楽により確実に2度遊べます(笑)ので、通常モード、クラッシックモード両方とも是非お楽しみくださいませ。
  「キミキス」や「トゥルーラブストーリー」シリーズ、「トゥルーフォチュン」の作曲を担当。その他にも「GRANDIA」シリーズ等々の数多くの楽曲を手がける。今作「アマガミ」では通常の作曲だけではなく、クラシックモードへのアレンジを行う。詳しくはかもんえぶりばでぇ-岩垂徳行 公式HP-にアクセス!  
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